アトリエ改装のレストランがオープン 鶴岡「羽黒・芸術の森」

 鶴岡市羽黒町仙道の羽黒・芸術の森に、レストラン「ovenKato(オーブンカトウ)」が14日オープンした。山形新聞社のクラウドファンディング「山形サポート」で資金を募り、旧羽黒町出身の洋画家・故今井繁三郎さんのアトリエだった「工房いずみの」を改装。貸しアトリエとの併用施設とした。今井さんの親族などでつくる運営会議は「芸術家と市民の交流の場にしたい」としている。

 約100平方メートルのフロアに仕切りを設けず、来店客が創作の様子を見られるようにし、随所に今井さんの作品を飾った。孫の加藤あさ野さん(47)と夫の博紀さん(45)が東京・吉祥寺で約10年間経営したレストランを閉じて鶴岡に移り、店を切り盛りする。

 あさ野さんは「ここは子どもの頃から遊びに来ていた場所。これからも残したい」、いとこで運営会議代表の斎藤健太郎さん(45)=酒田市錦町5丁目、会社役員=は「地域の芸術家をつなげ、発信していきたい」と語る。メニューはチキンカレー、ラザニア、定食など。営業は午前11時から午後5時ごろまでで月曜定休が基本。夜の団体予約にも応じる。貸しアトリエの利用時間や料金は今後固める。

 7月1日午前10時から改装記念イベントとして、クラフト作品販売などの「小さな森のマーケット&ナリワイマーケット」が工房で開かれる。工房北西に隣接し、今井さんの遺作を展示している今井アートギャラリーは月曜定休に変更(午前10時~午後4時開館、12月~4月中旬は休館)。問い合わせは羽黒・芸術の森0235(62)3667、オーブンカトウ0235(64)8663。

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