庄内こだわり新名物「柿葉寿司」完成 鶴岡の「出羽庄内」が開発

 庄内地方の新名物として鶴岡市の出羽庄内(今野毅社長)が開発してきた「庄内浜柿葉(かきのは)寿司」が完成し、関係者向け試食会が14日、同市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれた。庄内浜で水揚げされたタイと庄内産つや姫、庄内柿の葉を使用した“新名物”。8月をめどに一般販売する。

 同社は庄内地方の2企業8個人が出資し、2015年11月に設立。農水産物の加工・販売や特産品開発などを手掛けている。同寿司は庄内が誇る米と魚を楽しめる土産をつくろうと、仲川昌夫専務(65)が発案。庄内浜文化伝道師の石塚亮さん(65)に依頼し、昨年2月から開発してきた。

 タイは見た目も重視し、赤い色が消えないように一部をあぶった。うまみを加えるためにとろろ昆布を挟んで酢飯の上に載せて押しずしにし、塩漬けした柿の葉で包んだ。すし6個に温海カブの漬物とエイのヒレを干した「カラゲ」の煮付けを添え、パッケージは庄内柿をイメージした。

 試食会には土産品店や商工、行政の関係者、料理人など約40人が出席。仲川専務が「庄内の魚は新鮮でおいしいが、生で食べるだけでなく、加工して全国に発信したい」、石塚さんは「タイを軟らかく仕上げるのに苦労した。奥深い味わいを楽しんでほしい」とそれぞれ話した。出席者からは「タイはふわふわ、米はもちもちしておいしい」「サワラやフグなど季節に合わせて旬の魚を使ってもいい」などの意見が出た。

 23、24日に酒田市公益研修センターで開かれる「酒田ととけん応援まつり」で先行販売する。各日とも限定50食で1食1200円。

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