「キッズウィーク」はプレミアムフライデーの二の舞になる? 「知らない」という人が約7割、認知度の低さが浮き彫りに

しゅふJOB総研は6月13日、『キッズウィーク』についての調査結果を発表した。調査対象は働く主婦で712人からの回答を得た。

「キッズウィーク」とは地域ごとに夏休みや冬休みなど、学校の長期休業日の一部を他の日に移して休業日を分散化する取り組みだ。キッズウィークの推進は、「休み方改革」の推進でもあり、学校が休みとなった日に大人も有給休暇を取得しやすくなるようにしていく。

調査では、「今年度からキッズウィークが導入されることを知っているか」という質問に対して、「知っていた」が31.5%、「知らなかった」と回答した人は68.5%だった。

「キッズウィークが導入されることに賛成か」と聞くと、1位「わからない」51.5%。2位「賛成」29.6%、3位「反対」18.8%という回答だった。

緊急性の高い仕事に就いているので有効活用できず迷惑との意見も

画像はプレスリリースより

「わからない」と回答した人からは、「どんなものかわからない」(50代:パート/アルバイト)といった声があがっていて、情報の浸透はまだこれからだということが推察される。その他、「子供はいないので、その必要性がよく分からない」(50代:今は働いていない)との意見もあった。

賛成意見として寄せられたコメントには、「家族とのコミュニケーションを取る時間を、周りの環境が認めてくれる雰囲気なので。気兼ねなく振替できる」(50代:正社員)、「最近の子供は忙しすぎて家族旅行などに行くのがとても難しい。親子揃っての休日は必要」(50代:派遣社員)など、前向きに支持する声が寄せられた。

一方、反対意見としては、「子供が休みでも親が必ずしも休めるとは言えなさそうだから」(50代:パート/アルバイト)、「600km離れた実家の親兄弟は働いているので、地域で別の日程にされたら帰省できない」(40代:公務員/団体職員)など、導入にあたり課題があることを指摘する声があがった。

また、フリーコメントの中には、政府が推奨し、企業が従ったところで現場の環境はそう簡単に変えられないという視点から、「プレミアムフライデーの二の舞になるのではないか」と危惧する声も見られた。

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