<岩手・宮城内陸地震10年>災害の脅威心に刻む 一関市民総参加で訓練

防災無線を聞いて机の下で身を守る遊覧船乗り場の社員
市職員の説明で旧祭畤大橋を見学する子どもたち

 2008年の岩手・宮城内陸地震から10年となった14日、震源地に近い岩手県一関市は、市民に総参加を呼び掛けて訓練を行った。地震の揺れで崩落した震災遺構「旧祭畤(まつるべ)大橋」では、地元の子どもたちが自然災害の脅威を心に刻んだ。

 市は地震が発生した午前8時43分に合わせ、防災行政無線で揺れから身を守る姿勢を取るよう放送した。

 一関市東山町の猊鼻渓(げいびけい)遊覧船乗り場では、運営するげいび観光センターの社員が机の下に身を隠した。幹部は「観光客の安全を確保し、社員自らも身を守る意識を徹底したい」と話した。

 厳美小5年の22人は被災住民の体験談に耳を傾け、旧祭畤大橋を見学した。

 内陸地震で長期間避難場所になり、同小に今春統合された本寺小の防災授業を受け継いだ取り組みで、阿部ゆうりさん(11)は「東日本大震災前に起こった大地震の体験談は恐ろしかった。災害では支え合いが大切だ」と話した。

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河北新報

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