サンチェス好投でブレーブス3連勝 地区首位をキープ

【パドレス2-4ブレーブス】@サントラスト・パーク

メッツ2連戦をスイープして今日からパドレスとの4連戦を迎えたブレーブスは、先発のアニバル・サンチェスが7回85球を投げて被安打4、奪三振6、無四球、無失点という安定感抜群のピッチングを披露し、4対2で勝利。前カードから続く連勝を3に伸ばしてナ・リーグ東部地区首位の座をキープした。ブレーブスは3回裏にオジー・アルビーズのセンター前へのタイムリー二塁打で先制し、5回裏にはエンダー・インシアーテの5号ソロで追加点。その後もチャンスを生かして着実に加点し、パドレスに主導権を渡さなかった。好投したサンチェスは無傷の3勝目。パドレス先発のタイソン・ロスは7回途中3失点と試合を作ったものの、打線の援護に恵まれなかった。

オープン戦期間中にツインズを解雇され、マイナー契約でブレーブスに加入したサンチェスが期待を裏切る活躍ぶりで先発ローテーションの一角を担っている。今日の試合を含め、今季は7試合(うち先発6試合)に登板して3勝0敗、防御率1.93の好成績をマーク。特に今月は3先発で防御率0.93という驚異的な安定ぶりだ。サンチェスや若手投手の活躍により、ブレーブスは先発ローテーションの枠数を超える先発投手に恵まれており、ブライアン・スニッカー監督は「起用できる数以上の先発投手がいるのは問題だね」と嬉しい悲鳴を上げる。「(先発投手が余っているなんて)多くのチームが口にできることではないからね。誰を起用するかはなかなか難しい決断だよ」とスニッカーは語るが、先発投手陣の充実ぶりがチームの快進撃を支えていることは間違いなさそうだ。

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