物価2%上昇の勢いは維持

日銀総裁、緩和継続を強調

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金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田総裁=15日午後、日銀本店

 日銀の黒田東彦総裁は15日、金融政策決定会合後の記者会見で、直近の物価の伸びが鈍化している中でも、目標とする物価上昇率2%に向けた「勢いは維持されている」と述べ、物価の伸び悩みは一時的なものとの考えを示した。

 黒田氏は物価が思うように伸びない要因として、円高の影響などを挙げ、勢いが持続するよう「現在の金融緩和を粘り強く続けることが必要だ」と強調した。

 日銀の金融緩和による低金利が長期化し、金融機関の収益環境は厳しさを増している。上場する地方銀行の2018年3月期決算では、全体の6割強が減益か赤字となった。