あなたもこれで“サッカー通”、ポルトガル対スペインで知っておきたい4選手

さぁ、ワールドカップが開幕した。

これまであまりサッカーを見る機会が少なかった者でも、この時期ばかりは試合を目にする機会も確実に増えることだろう。

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しかし、その一方で耳にするのが「どの選手に注目したらいいかわからない…」、「有名選手はわかるけど、他の選手を全然知らない…」という声だ。

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そこで、ここでは各試合ごとに焦点を当て、あまり取り上げられることはないものの「名前を知っておいて損はない」注目のワールドカップ選士たちを紹介していきたいと思う。

筆者が今回取り上げるのはポルトガル対スペインのカードからこの4人。

これさえ読めば、今日からあなたは周囲から一目置かれる“サッカー通”だ。

ゴンサロ・ゲデス

ポルトガル代表
バレンシア所属
FW
No.17
1996年11月29日(21歳)

世界中のサッカーファンの中でクリスティアーノ・ロナウドの名前を知らぬ者はいないだろう。だが、その後継者に最も近い男であるゴンサロ・ゲデスの名前を知らない者はいるかもしれない。

「ロナウド自身がレアル・マドリーの最優先補強選手として推奨した」との話の信ぴょう性は定かではないが、その噂が事実であっても誰も疑わないはずだ。それほどまでにゲデスの潜在能力は計り知れない。

単なるウィンガーの枠に収まらない規格外の選手で、パスセンス、ゴールセンスも既に特筆すべきレベル。

大会前の強化試合でも好調を見せており、本大会では「偉大過ぎる先輩」と2トップを形成し、世界に大きな衝撃を与える可能性は大いにある。

ルイ・パトリシオ

ポルトガル代表
スポルティング
GK
No.1
1988年2月15日(30歳)

EURO2016で欧州王者に輝いたポルトガル代表であるが、彼の貢献を忘れてはならないだろう。最後尾でビッグセーブを連発し、大会ベストイレブンにも選出されたルイ・パトリシオだ。

今大会もその圧倒的なボールレスポンスで「失点不可避」のシュートすらも弾き出すだろう。

ティアゴ・アルカンタラ

スペイン代表
バイエルン
MF
No.10
1991年4月11日(27歳)

今大会のスペイン代表で「ナンバー10」を身に着けるのがティアゴ・アルカンタラである。

バルセロナでは不完全燃焼感があったが、バイエルンに移籍して攻守両面でグレードアップ。正確無比のパスワークだけではなく、オフ・ザ・ボール時は積極的なランニングでスペースに侵入。守備では効果的なポジショニングでパスコースを消すだけではなく、フィジカルコンタクトを厭わずに果敢なボール奪取を仕掛ける。

アンドレス・イニエスタ、イスコ、ダビド・シルバらに目が行きがちかもしれないが、背番号10の一挙手一投足から目を離してはならない。

アルバロ・オドリオソラ

スペイン代表
レアル・ソシエダ
DF
No.12
1995年12月14日(22歳)

「ロシアの地でスペイン代表の右サイドを担うのは誰になるだろうか…」

不動のレギュラーであったダニ・カルバハルがチャンピオンズリーグ決勝で負傷して以降、その問いは彼らにつきまとっている。

コンディション面に一切の不安がない場合は、カルバハルの一択になるかもしれないが、彼の回復が間に合わない際には、計算が立つ便利屋ナチョを起用するケースも考えるだろう。

しかし、レアル・ソシエダで日進月歩の成長を見せた22歳の新鋭、アルバロ・オドリオソラの存在も忘れてはならない。

大会直前に行われた強化試合では自慢のスピードを活かしたオーバーラップから幾度となくチャンスを演出。急遽代表監督に任命されたフェルナンド・イエロがその勢いの良さを信じ、思い切った起用に踏み切るか。

お知らせ

この度、Qolyでも連載経験のあるフリースタイルフットボーラーパフォーマーのtatsuya氏と共にYouTubeチャンネルを開設しました。

「二人の個人的な主観に基づき、ホットな話題や今後のサッカー界などについて徹底討論。メディアが言えない事にも、何も恐れず突っ込みます」という気構えでやって参りますので、ワールドカップ観戦のお供にチャンネル登録して頂けると幸いです。

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