台風6号 沖縄にきょう最接近 土砂災害に厳重警戒

台風6号は、あす17日(日)昼前にかけて沖縄本島や奄美に最も接近する見込みだ。すでに大雨になっている所があるが、今後も土砂災害には厳重に警戒、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高波や高潮にも警戒が必要となる。

沖縄本島では、今週13日水曜日の降り始めからの雨量が340ミリを超え、土砂災害の危険性が高まっている所がある。今後も台風や前線の影響で、沖縄本島や奄美では大気の状態が非常に不安定となりそうだ。あす昼前にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨による災害が発生するおそれがある。あす朝までの24時間予想雨量は、多い所で沖縄、奄美200ミリとなっている。また、あすにかけて非常に強い風が吹き、大しけとなる見込みだ。高潮による浸水や冠水にも警戒が必要となる。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:16日午前6時の台風6号の位置と進路予想。

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