大杉漣さんが生前に綴ったまっすぐすぎる“サッカー愛”「好きなものに理屈なし!」

ついに開幕したロシアW杯。大杉さんも日本代表の躍進を期待しているはずだ photo/Getty Images

芸能界屈指のサッカーファンで知られ、今年2月に66歳の若さ亡くなられた俳優の大杉漣さん。サッカー界も悲しみに包まれたあの悲劇から4ヶ月が経とうとしている今、大杉さんのサッカー愛が詰まったメモが見つかった。長男で写真家の大杉隼平さんが、自身のTwitterを通して公開している。

そのメモには手書きで「ぼくはサッカーが好きだ」と書かれており、まっすぐな言葉で始まっていた。そして「今も時間があればピッチに立っている。もちろん技術も体力も衰えている。しかし、サッカーへの愛は深まるばかりだ。好きなものに理屈なし! ぼくにたくさんの思い出と友人を与えてくれたサッカー。共に歩んだ四十七年間にひと言。『ありがとうサッカー』」と綴られ、サッカーへの愛と感謝の想いがたくさん込められていた。

この文章について長男の隼平さんは「とてもあの人らしい言葉だと思う」と述べており、さらに「サッカーを愛し、サッカーから元気をもらっていた。楽しみにしていたワールドカップ開幕。あなたの想いと写真はロシアへ。日本代表を全力で応援します!!共に」とコメント。亡き父の分まで日本代表へエールを送っている。

大杉さんも天国から日本代表のロシアでの活躍を見守ってくれているであろう。是非とも飛躍を遂げてもらいたいものだ。

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