県内の10河川でアユ釣り解禁

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 石川県内の10河川で16日、アユ釣りが解禁され、待ちわびた太公望が早朝から竿(さお)を振るった。

 金沢市の犀川では、約200人が竿を並べた。金沢漁協によると、少雨の影響で例年より水位が低く、水温も低めなため、アユの動きが鈍いという。約2時間で10匹程度を釣り上げた同市の会社員石黒誠さん(46)は「初日の釣果としては物足りないが、今後に期待したい」と話した。

 金沢漁協は今年、犀川に稚魚約18万匹を放流しており、遡上(そじょう)する天然アユも含めてアユの数は例年並みとみている。八田伸一組合長(72)は「昨年の7、8月は大雨で川が濁り、不漁だった。今年は昨年以上に釣り人が訪れるシーズンになってほしい」と願った。

 手取川は白山堰堤(えんてい)より下流で解禁され、昨季から有料化された川北大橋—JR美川鉄橋の約10キロ間もにぎわいを見せた。

 手取川の白山堰堤より上流と白山市の大日川は24日、加賀市の大聖寺川の九谷ダムより上流と、小松市の大杉谷川は7月1日にアユ釣りが解禁される。

 16日の県内は曇りで一部で雨が降った。正午までの最高気温は金沢19・2度と4月下旬並み、輪島15・9度と5月中旬並みだった。