エストラーダ&トラビスが活躍 ブルージェイズがシャーザー撃破

【ナショナルズ0-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ナショナルズとの交流戦に臨んでいるブルージェイズは前日の試合で1点差の接戦に勝利。勝ち越しを目指し第2戦に臨んだ。今試合では中盤まで得点なく緊迫した投手戦が繰り広げられており、先に点を取った方に流れが傾く。そしてデボン・トラビスの2ランで均衡を破ったチームはそのまま逃げ切って2連勝を飾った。

この日のブルージェイズの先発は今季4勝目を目指すマルコ・エストラーダ。初回は緩急を使った投球でナショナルズ打線を3者凡退に抑える好スタートを切った。一方のナショナルズ先発、マックス・シャーザーも相手打線を寄せ付けずこちらも3者凡退として両先発とも上々の立ち上がりとなった。その後、エストラーダは2回に2死一・二塁のピンチもウィルマー・ディフォを片付けて無失点、シャーザーも3回に同じ状況を迎えるがジャスティン・スモークを三振に仕留めて得点を許さなかった。

試合が動いたのは5回のブルージェイズの攻撃。1死からルーク・メイリーが死球で出塁すると続くトラビスがカウント0-1からのスライダーを左中間スタンドへと運んでチームは均衡を破る2点を取った。援護をもらったエストラーダは7回に2人の走者を出したところで交代するも3安打無失点と好投した。このピンチは2番手のダニー・バーンズが抑えて事なきを得た。

対するナショナルズはシャーザーが2失点も6回10奪三振と好投。後は打線の奮起を待つばかりだったが、7回の走者一・二塁のチャンスをモノにできないまま回は進み最終回へ。最後はブルージェイズ4番手、タイラー・クリッパードの前に3者凡退に抑えられ試合終了。チームはわずか3安打でシャーザーを援護することができず痛い連敗となった。

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