いよいよ開幕したワールドカップ。
ここでは、グループリーグEのコスタリカ対セルビア戦の注目選手を紹介しておきたい!
ケイロル・ナバス
コスタリカ代表
レアル・マドリー所属
GK
No.1
1986年12月15日生まれ(31歳)
前回大会でベスト8と大躍進したコスタリカ。その立役者のひとりだったナバスは大会後にレアル・マドリーへ移籍し、その後守護神に君臨し続けている。
上背こそ小柄な部類に入るが、誰にも真似できないような驚異的なシュートセーブを見せる超反応が武器。まるで猫の様な身のこなしで絶体絶命のピンチを阻止してみせる。
サッカーでは小国といえるコスタリカ出身ということもあってかレアルではいまだに過小評価されており、クラブはブラジル代表GKアリソンを獲得するのではと噂に…。
この大舞台で自らを証明するとともに、祖国を再び高みに導けるだろうか。
ブライアン・ルイス
コスタリカ代表
スポルティング所属
FW
No.10
1985年8月18日生まれ(32歳)
4年前のブラジル大会でベスト8に入り世界を驚かせたコスタリカ。その後、指揮官は交代したものの主力の大半は残り、今回、選手の平均年齢は大会最高齢となった。
そんなチームで攻撃のキーマンを務めるのは、主将であり10番を背負うブライアン・ルイスだ。
彼は当サイトのコラムニスト池田愛恵里さんが「イケメン過ぎます!」と感嘆するほどの美男子だが、プレーも負けず劣らず美しい。その芸術的なテクニックと息を呑む創造性はコスタリカの生命線で、ずば抜けたキープ力は苦しい時間帯の支えにもなる。
ゲント、トゥウェンテ、フラム、PSV、スポルティングと、欧州での経験が豊富な32歳は、代表でのプレーも13年目となり、キャップ数は三桁を超えた。
サッカーキャリアの集大成となる今大会、果たしてどんな美しい“作品”を残してくれるだろうか。
ネマニャ・マティッチ
セルビア代表
マンチェスター・ユナイテッド所属
MF
No.21
1988年8月1日生まれ(29歳)
現在のセルビアを代表する選手。チェルシーを経てマンチェスター・ユナイテッドでプレーしているというキャリアにも、チームに対する貢献度の高さが表れている。
あのジョゼ・モウリーニョ監督も惚れ込む巨漢ボランチであり、プレミアリーグ随一の守備者として中盤に君臨する。
194cmと圧倒的な高さがありながらも、たしかな足もとの技術もあるのが特徴。左足のキック精度は高く、セットプレーを蹴っていた時期もある。
セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
セルビア代表
ラツィオ所属
MF
No.20
1995年2月27日生まれ(23歳)
今大会におけるブレイク候補の筆頭株。昨季のセリエAで最もブレイクした大型MFだ。
190cmを超える体躯を持ち、プレーのスケール感もデカい!大柄ながら巧みな足元を持ち、さらに得点力まで開花させてしまった化物。
なぜか前監督のもとでは代表に招集されず、W杯予選では1試合もプレーしていない。
ちなみに、サッカー選手の父とバスケットボール選手の母のもと、スペインで生まれた選手でもある。
ドゥシャン・タディッチ
写真
セルビア代表
サウサンプトン所属
FW
No.10
1988年11月20日生まれ(29歳)
セルビアの攻撃を牽引する天才レフティ。左足を武器とした柔軟な技術とフェイントワークでボールをキープしつつ、チャンスメイクをするアタッカーだ。
予選ではアレクサンダル・ミトロヴィッチ(6得点)に次ぐ4得点を記録。フィニッシュにもしっかり関わることができる。
サウサンプトンでは日本代表DF吉田麻也と同僚で、吉田にゴールのヒントを授けて2人でがっちりハグしたことも話題に。