先発回避の松坂、自力で歩くのがやっと 付き添った球団代表「喋れる状況じゃない」

試合前には練習を行っていた中日・松坂大輔【写真:福谷佑介】

古巣西武戦先発予定も直前に登板回避

■西武 – 中日(17日・メットライフ)

 中日の松坂大輔投手が背中の痙攣のため、17日の敵地・西武戦(メットライフ)の先発登板を緊急回避した。自力で歩くのがやっとの様子で、球場の階段を上がる際は手すりを使う状態。球場を去る際は取材に応じず、西山球団代表は「喋れる状況じゃないので、あとで談話を出します」と話した。

 この日、12年ぶりに西武時代の本拠地で先発する予定だった松坂。試合前はいつも通りベンチ前で軽いランニングなどで行い、外野でもキャッチボールなどを実施していた。しかし、土壇場で藤嶋健人投手への先発変更がアナウンスされ、球場は騒然。球団側はこの後、病院には行かず、安静にするとしている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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