ヤクルト、球団初の交流戦最高勝率が確定 日ハムに快勝、青木が3安打2点打

交流戦勝率1位を決めたヤクルト・小川監督【写真:荒川祐史】

オリックスは勝利も、直接対決で勝ち越しているため勝率1位が決定

■ヤクルト 5-1 日本ハム(17日・札幌ドーム)

 ヤクルトは12日、敵地での日本ハム戦に5-1で勝利し、球団史上初の交流戦最高勝率が決まった。先発の小川が6回8安打1失点とゲームを作ると、打線は同点の6回に荒木の犠飛で勝ち越し、続く坂口がタイムリーで追加点。8回には青木が2点二塁打を放ち、試合を決めた。西武、ソフトバンクが敗れ、オリックスが勝利したものの、直接対決でヤクルトが勝ち越しているため、勝率1位が確定した。

 初回、ヤクルトはバレンティンのタイムリーで先制。しかし、小川は3回に大田に同点タイムリーを浴びる。4、5回と両チーム無得点も、6回に試合が動いた。

 ヤクルト打線はバレンティン、畠山の連打で無死二、三塁として、荒木が犠飛。勝ち越しに成功した。さらに、1死二塁で坂口がライトへタイムリー。代走の藤井が二塁から生還し、貴重な追加点を奪った。

 小川はその裏、1死一、二塁のピンチを背負うも、アルシアを空振り三振、矢野は左飛で無失点。2点のリードを守ったままマウンドを降りる。ヤクルトは8回に青木の2点二塁打で4点リードとすると、救援陣も中尾、近藤、石山とつないで勝利。球団史上初の交流戦最高勝率が確定した。

(Full-Count編集部)

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