ジェコスの仮設橋梁、道路復旧工事に貢献

 重仮設業大手のジェコス(社長・馬越学氏)は15日、集中豪雨で崩壊した建設現場内作業道路の復旧工事に、ロングスパン対応可能な簡易組立橋梁「パブリス―HGタイプ」が採用されたと発表。具体的な現場名などは公表していないが、工期短縮に寄与し早期復旧に繋がった。

 本製品は200トンクローラクレーンを積載しての作業が可能で、作業位置に制限なく橋長22メートルまで適用できるなど高い性能が特長。現場は復旧後の本設工事で大型重機による作業が行われることから、短期施工と高い耐荷性能を両立可能な本製品が採用された。

 同社は横河ブリッジホールディングスグループで橋梁工事の現場施工を行う横河工事(現・横河ブリッジ)と2013年から仮設橋梁の事業協力を開始。「パブリス」を中心とした仮設橋梁事業の拡大に注力しており、昨年にはラオスで海外初受注に至っている。

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