ビーバー好投で初勝利 インディアンス被スイープ回避

【ツインズ1-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスが2連敗して迎えたツインズ3連戦の最終戦は、メジャー通算2度目の先発登板となったシェーン・ビーバーがツインズ打線に10安打を浴びながらも粘り強いピッチングで6回途中7奪三振1失点の好投。インディアンスは2回裏にタイラー・ネークインのタイムリーで1対1の同点に追い付くと、3回裏にはヤン・ゴームスが満塁の走者を一掃する3点タイムリー二塁打を放ち、この3点を継投で守り抜いて被スイープを回避することに成功した。

決勝打を放ったゴームスは「彼はマウンド上で何をすべきか知っているんだ。まだ若いのにそういうピッチングができるのは素晴らしいよ」と23歳のビーバーを絶賛した。マイナー通算与四球率0.59という数字が示すように抜群の制球力を誇るビーバーは、再三のピンチにも動揺することなく狙ったコースへ威力のあるボールを投げ込み、ピンチを脱出。1点を先制された直後の1回表一死二塁ではローガン・モリソンとブライアン・ドージャーを連続三振に斬って取り、5回表一死二、三塁と6回表無死二、三塁の大ピンチでも落ち着いたピッチングでツインズ打線に得点を許さなかった。記念すべきメジャー初勝利を挙げたビーバーは「自分にできることをしっかりやろうと思っただけだよ」と冷静に自身の登板を振り返っていた。

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