奄美大島の名瀬では、きのう17日までの5日間平均気温が23.3℃と平年より2.5℃低くなった。梅雨前線や台風の影響で、雨の日が多かったことが原因だが、今後は前線の北上に伴い、南からいちだんと蒸し暑い空気が流れ込むことが予想される。
特に、23日(土)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなるとして、鹿児島地方気象台は奄美地方に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。また、高温多湿の環境下で熱中症の危険度が高まるため、健康管理に注意する必要もある。
なお、沖縄地方に高温に関する情報は発表されていないが、今後1週間程度は気温が平年並みか平年より高い見込み。奄美と同様に蒸し暑い日が続くと予想されるので、この方面も健康管理に注意が必要だ。