レンジャーズが剛腕デービスを攻略し逆転サヨナラ!

【ロッキーズ12-13xレンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

前日に7連敗をストップさせたレンジャーズは、3連戦の勝ち越しをかけてロッキーズと対戦したものの、9対10と1点ビハインドの9回表にトレバー・ストーリーに15号2ランを浴び、3点を追う苦しい展開に。しかし、ロッキーズの守護神ウェイド・デービスが制球を乱し、2四球と1安打で一死満塁の大チャンスを迎えると、イサイアー・カイナーファレファとジョーイ・ギャロが二者連続押し出しで1点差。さらに、ホゼ・トレビーノが高めの速球を詰まりながらもショート後方へポトリと落とし、二者が生還して逆転サヨナラ勝利となった。

サヨナラ打を放ったトレビーノは日本時間6月16日にメジャーデビューを果たしたばかりの25歳。しかも、ほんの1週間前に第1子が誕生したばかりだ。ジェフ・バニスター監督は「トレビーノにとって非常に印象的な1週間となったね。彼は父親になり、メジャーリーガーになり、試合では大きな役割を果たしたのだから」とコメント。「彼はいつの日か、メジャーリーガーとしての最初の数日間を振り返り、それがどんなに特別なものだったかを思い出すんじゃないかな」と述べた。トレビーノにとってはこのサヨナラ打が通算2本目のヒット。家族の前で放ったこの一打は、生涯忘れられないものとなったに違いない。

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