日本代表とも戦うアフリカ勢、なんとハリルホジッチ以降「W杯0勝」だった

今夜、日本代表はワールドカップ初戦でコロンビアと対戦する。

今大会ではイランが初戦で勝利し、アジア勢として2大会ぶりの白星をあげた。

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その一方で、苦しんでいるのがアフリカ勢だ。ここまで登場した4チームが全敗しているのだ。

2018年W杯アフリカ勢戦績

グループA:エジプト 0-1 ウルグアイ

グループB:モロッコ 0-1 イラン

グループD:ナイジェリア 0-2 クロアチア

グループG:チュニジア 1-2 イングランド

グループH:セネガル

残すは日本とも戦うセネガル。彼らは今夜ポーランドと戦う。

では、そのアフリカ勢が最後にワールドカップで勝ったのはいつだったのか。

2014年W杯アフリカ勢戦績

グループA:カメルーン 3敗

グループC:コートジボワール 1勝2敗

グループF:ナイジェリア 1勝1分1敗→ラウンド16で敗退

グループG:ガーナ 1分2敗

グループH:アルジェリア 1勝1分1敗→ラウンド16で敗退

最後にワールドカップで勝利したアフリカのチームは前回大会のアルジェリア。

グループステージ第2節で韓国を2-4で撃破したのだが、それ以降の11試合で10敗1分と全く勝てていないのだ。

2014年大会のアルジェリア代表監督はヴァヒド・ハリルホジッチ氏だ。

当時、指揮官はこう語っていた。

ヴァヒド・ハリルホジッチ(当時アルジェリア代表監督)

「ファンは私のことを決して諦めなかった。それで私の心は温かくなった。

だが、メディアはヴァヒドへの信頼を失っていた。

この勝利はあなた方(メディア)を除く全ての人達への贈り物だ。

今夜のあなた方が悲しむことは分かっている。だが、こうなった」

「ヴァヒドにこのような敵意を引き起こさせたことがある。非常に多くの嘘がある。

あなた方は私の家族を攻撃した。

私のプライド、名誉。誰もそれらに触れる権利などないが、私は自分のための戦いには勝っていない。

アルジェリアの人々は私のことを決して諦めることはなかったし、多くのエネルギーを注ぎ込んでくれた。

これはわずかなお返しだ」

アルジェリアにとってこれが1982年以来となるワールドカップでの勝利であり、アフリカ勢が4得点するのも大会史上初だった。

今夜のセネガルはアフリカ勢として今大会初勝利を掴めるだろうか。

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