W杯警護の美女騎馬警官、世界で人気 日本のSNSで紹介

By 太田清

タチヤナ・ジマーさん。インスタグラムから

 ロシアで行われているサッカー・ワールドカップ(W杯)の警護を担当する女性騎馬警官について、日本語のツイッターで紹介されたところ人気が爆発、世界のメディアがその活躍を伝えることになった。同国のスポーツニュースメディア「スポルト・エクスプレス」(電子版)などが19日までに、報じた。 

 女性騎馬警官はモスクワの騎馬警察隊に勤務するタチヤナ・ジマーさん(23)=25歳との報道もある=で、ロシア軍に関する情報などを紹介するツイッターのアカウントに写真が掲載されたところ、短期間のうちに約4万8000人がリツイートしたほか、約15万7000人が「いいね」を付けた。 

  ジマーさんのインスタグラム

 その美貌に人気が集まり、既にスペインやブルガリア、中国、インドなど世界各国のネットメディアがジマーさんについて報道した。ロシア通信によると、10歳から乗馬を始め、乗馬に関する職業に就こうと騎馬警官になることを志望。大学で法律を学んだ後、警察官になり希望通り騎馬警察隊に配属された。現在はスポーツイベントなどの開催時に、公園などを乗馬して警護する任務に当たっている。 

 SNSでは「ロシアに行き、何かの違反をしてジマーさんに拘束されたい」との書き込みも現れるなど大人気。当のジマーさんはこれほどの注目を集めていることに対し、コメントを避けているが、W杯について自身のインスタグラムに「ロシアとサウジアラビア戦がまもなく始まります。そのための準備がどんどん進んでいます。ロシアチームを応援します。奇跡を信じます」と書き込んでいた。 (共同通信=太田清)

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