バウアーが7回無失点で6勝目 インディアンス快勝

【ホワイトソックス2-6インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

メジャー史上29度目となる5試合連続2ケタ奪三振なるか注目されたトレバー・バウアー(インディアンス)は、7回100球を投げて8奪三振どまりだったものの、ホワイトソックス打線をわずか3安打・無得点に封じる好投を披露。打線は2回裏にロベルト・ペレスの2点タイムリー二塁打などで3点を先制すると、その後もジェイソン・キプニスの5号ソロなどで着実に加点して6回までに6点のリードを奪い、インディアンスは6対2でホワイトソックス3連戦の初戦を制してバウアーには今季6勝目が記録された。

バウアーはこの試合を含めた直近7先発で計49回2/3を投げ、防御率1.99、72奪三振という好成績をマーク。大黒柱のコリー・クルーバーに引けを取らない安定感でチームの戦いを支えている。テリー・フランコーナ監督は「彼のピッチングにおいて素晴らしいのは試合のなかで使える球種をしっかり見極めることができることだ。彼はあまり球数を使わないし、回を重ねるごとに良くなっていくタイプの投手だから、相手の打順が3巡目に入ってもあまり心配する必要がないんだよ」とバウアーのピッチングを評価。実際、今日の試合でも打たれた3安打は最初の2イニングに集中しており、3回からの5イニングは相手打線を無安打に封じる見事なピッチングだった。

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