〔梅雨前線活発〕あす20日にかけて西日本・東海で大雨 地震の揺れが大きかった近畿地方では土砂災害に特に警戒(6/19)

梅雨前線の北上に伴い、これからあす20日にかけて西日本から東海地方にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
特に、きのう18日に発生した大阪府北部を震源とする地震で揺れの大きかった近畿地方では、少ない雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。また、土砂災害のほか、低地の浸水、河川の増水・氾濫にも警戒してください。

■今後の見通し
【予想1時間雨量】(~20日/多い所)
・70mm 熊本県、宮崎県、鹿児島県
・60mm 徳島県、佐賀県、長崎県、大分県
・50mm 静岡県、奈良県、和歌山県、福岡県
・40mm 大阪府、兵庫県、山口県、愛媛県
・30mm 伊豆諸島、滋賀県、京都府

【予想24時間雨量】
(19日18:00~20日18:00/多い所)
・250mm 九州南部、四国地方、近畿地方
・200mm 九州北部地方
・160mm 東海地方
・150mm 伊豆諸島

(20日18:00~21日18:00/多い所)
・100~200mm 九州南部

■防災事項
・警戒:土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫
・注意:落雷、竜巻などの激しい突風
※発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

◆用語解説「非常に激しい雨」
・1時間50~80mmの雨、滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)状態で、傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなり、車の運転は危険とされる。土石流が起こりやすくなったり、都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込むなど、多くの災害が発生するおそれが。

© 株式会社レスキューナウ