「裏カード」と呼ばせない!ポーランド対セネガルで注目すべき5選手

さぁ、ワールドカップが開幕した。グループリーグ第1戦も大詰め、盛り上がりもさらに高まってきている。

これまであまりサッカーを見る機会が少なかった者でも、この時期ばかりは試合を目にする機会も確実に増えることだろう。

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しかし、その一方で耳にするのが「どの選手に注目したらいいかわからない…」、「有名選手はさすがに知っているけどそれ以外は…」という声だ。

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そこで、ここでは各試合ごとに焦点を当て、「名前を知っておいて損はない」注目のワールドカップ選士たちを紹介していきたいと思う。

筆者が今回取り上げるのはグループHの第1戦、ポーランド対セネガルのカードからこの5人。

これさえ読めば、今日からあなたは周囲から一目置かれる“サッカー通”だ。

カミル・グロシツキ

ポーランド代表
ハル・シティ所属
MF
No. 11
1988年6月8日(30歳)

「ポーランド代表=ロベルト・レヴァンドフスキ」というイメージばかり先行しがちだが、そこに気を取られていてはもったいない。レヴァンドフスキ以外にも見るべきタレントが存在するからだ。

その一人が、これまで代表で二桁のゴールをマークしているグロシツキ。

ポーランドはサイドアタックの切れ味も鋭いが、そこで重要な役を担うのが左サイドでエネルギッシュに躍動する彼だ。

優れたスピードを駆使してDFラインの裏を突破して相手守備陣に脅威を与える。また、逆サイドからのクロスボールに対しての反応も得意としており、「もう一人のストライカー」としても優秀だ。

グジェゴシュ・クリホヴィアク

ポーランド代表
WBA所属
MF
No.10
1990年1月29日(28歳)

レヴァンドフスキと同様に欠かせないピースの一つが、チームの心臓部として中盤の底に君臨する「背番号10」である。

スペインのセビージャで名を馳せた後に移籍したPSGではトーンダウンしてしまったが、その実力は確かなもので、攻守両面で高いクオリティーを持つ。

長短を織り交ぜたパスワークでリズムを作りつつ、守備では恵まれたフィジカルを活かしてピンチの芽をことごとく潰していくプレースタイルは、チームのバロメーターでもある。

イスマイラ・サール

セネガル代表
レンヌ所属
FW
No.18
1998年2月25日(20歳)

「あのサディオ・マネを凌ぐ活躍を見せるのではないか」という期待感を頂かせくれる若き才能、それがイスマイラ・サールだ。

選出された当初はスーパーサブとしての起用法が確実視されていたが、大会直前の強化試合で好調をアピール。マネが不在の試合でも存在感を見せ、一躍レギュラー候補に躍り出た。

圧倒的なスピードをベースに、DFラインの裏を突く動きやカットインからのシュートなど、いずれのプレーも疾走感に溢れている。

イドリサ・グエイ

セネガル代表
エヴァ―トン所属
MF
No.5
1989年9月26日(28歳)

西アフリカ出身のボランチらしく、他を圧倒する身体能力を武器に戦うファイター。

技術は決して高いとは言えないが、無尽蔵のスタミナと勢いのあるボール奪取力でピッチを支配でき、「クラッシャー系のセントラルミッドフィルダー」としての能力は所属するプレミアリーグにおいてもトップクラスだ。

いずれの国もセネガルと対戦する際には、グエイを回避してのプレーを選ぶだろう。

カリドゥ・クリバリ

セネガル代表
ナポリ所属
DF
No.3
1991年6月20日(26歳)

今大会のセネガルは、アフリカ大陸から参加する国の中では「守備力のあるチーム」と評されることが多いが、その最大の要因はDFラインにカリドゥ・クリバリの存在があるからだ。

「強い」、「速い」、「巧い」の三拍子が揃った、世界でも最高クラスのセンターバックで、今やその市場価値は「数百億円級」との噂もあるほど。

195cmという絶対的な高さがあるだけではなく、超人的なバネも備えているので、セットプレーのターゲットとしても極めて危険な存在だ。

お知らせ

この度、Qolyでも連載経験のあるフリースタイルフットボーラーパフォーマーのtatsuya氏と共にYouTubeチャンネルを開設しました。

「二人の個人的な主観に基づき、ホットな話題や今後のサッカー界などについて徹底討論。メディアが言えない事にも、何も恐れず突っ込みます」という気構えでやって参ります。

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