『Sportskeeda』は15日、「ワールドカップでプレーする左サイドバックTOP5」という記事を掲載した。
サッカーにおいて地味なポジションではあるが、システムによって様々な役割に対応する必要があり、攻守両面で活躍が求められるサイドバック。
特に左利きの選手を配置したいレフトバックは、多くの国が人材難に苦しんでいるポイントだ。
ワールドカップに出場する国の中で、最もレベルが高いレフトバックのTOP5とは?
5位:ダニー・ローズ(イングランド)
トッテナム・ホットスパーの左サイドバックは、今季様々な理由で報道された。クラブではあまり出番に恵まれなかったが、多くのクラブに求められている。
そして、サウスゲイト監督のイングランドは3バックを使用することもあり、このポジションに攻撃力が必要になる。
親善試合では印象的なプレーを見せた。アシュリー・ヤングとの争いは際どいが、ローズのほうが安定するだろう。
4位:アレクサンダル・コラロフ(セルビア)
今セルビア代表のキャプテンを務めているコラロフ。オーバーラップの迫力と、キックの強烈さで知られている。
彼はマンチェスター・シティでも重要な役割を果たしたが、現在はイタリアのローマでプレー。セリエAでも最高レベルのDFになった。
ブラジル、スイス、コスタリカと戦うことを考えれば、セルビアは安定した戦いが求められる。また、ブラジル戦で一発勝利を狙うなら、コラロフの左足が重要になるはずだ。
3位:フィリペ・ルイス(ブラジル)
ブラジル代表は、マルセロのバックアップに彼を選んだ。アレックス・サンドロではなくだ。
この32歳の選手は今季怪我でワールドカップ出場が難しいのではないかと言われていたにもかかわらずだ。
それは、彼が守備面の役割を常に果たせる選手だからだ。チッチ監督にとってはいい選択肢になる存在だ。
マルセロとは性格が異なり、だからこそ必要な選手だった。4バックをサポートし、安定感を高められる。
2位:ジョルディ・アルバ(スペイン)
バレンシアから2012年にバルセロナへ加入したアルバ。エリック・アビダルという先人のあとを継ぐ役割だった。
彼はカンプ・ノウにそれ以上の価値をもたらした。そしてスペイン代表でも重要な存在になった。
その攻撃力とアシストセンスは、スペインのゴールラッシュを大いに助けている。また、大きな試合でも全くパフォーマンスを落とすことはない。
1位:マルセロ(ブラジル)
世界最高のレフトバックは誰か?評価基準によってセレクトは違うだろう。しかし、それでも彼は歴史上でも最高クラスの選手だ。
レアル・マドリーが長く成功を収められているのは、彼の攻撃的マインドがあるからだ。チッチ監督も彼がトップパフォーマンスを見せてくれることを願っているだろう。
守備での問題はあるとはいえ、ペースを握っていれば無敵だ。ブラジルというチームにいるからこそ、彼が力を発揮できる。そしてブラジルはそこから利益を得られる。
マルセロは穴のある選手だが、状況が揃えば誰も手がつけられない存在となる。だからこそ世界最高なのだ。