梅雨ですから

20日夕方にかけて、東日本や西日本の太平洋側で局地的に激しい雨が降り、場所によっては1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。九州などすでに大雨となっている地域では、土砂災害や河川の増水、氾濫に要警戒です。気温がそれほど上がらなくても、湿気の多さは見上げるものがあります。東京は昼前の気温が21℃で湿度98%、ちょっと冷えた飲み物の外側があっという間に結露します。カビとか食べ物の傷み、悪臭などに気を付けたいです。

21日(木)には雨雲の帯が南下して(東京の雨は明け方まで)、日本海側から徐々に晴れ間が広がる予想です。22日(金)には、さらに晴れる所が多くなるでしょう。ただ、梅雨前線はしっかり存在していて、週末には再び北上してきます。雨雲が陸地を通る土曜日は、またも西日本を中心に大雨の可能性があります。九州南部は21日と22日も雨が強まる予想のため、週末にかけて総雨量が多くなるでしょう。

気象予報士・高橋 和也

画像について:週間予報(21日・木~27日・水)

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