新鋭ペラルタが6回無失点の好投 ブリュワーズ接戦制す

【ブリュワーズ3-2パイレーツ】@PNCパーク

5月に2試合に先発したあと、AAA級へ降格していたフレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)がおよそ1ヶ月ぶりに再昇格を果たし、日本時間6月20日のパイレーツ戦に先発。13奪三振の快投を見せたデビュー戦を彷彿とさせるピッチングでパイレーツ打線を6回までわずか2安打に封じ、6回7奪三振無失点の好投で2勝目をマークした。打線ではヘスス・アギラーが初回に14号先制ツーラン、3回表にタイムリー二塁打を放ち、チームの全3打点を一人で叩き出す活躍。その後、パイレーツの反撃に遭ったものの、なんとか1点差で逃げ切った。

ポストシーズン進出に向けてデービッド・スターンズGMが先発投手の補強を検討するなか、有望株ペラルタが「俺を使え」と言わんばかりの見事なピッチングを見せた。99球のうち78球が速球という速球主体のピッチングでパイレーツ打線を圧倒し、許したヒットは2本だけ。無四球で登板を終えた点も評価に値するだろう。先発ローテーションの一角を担うザック・デービーズが故障離脱中で、日本時間6月25日のカージナルス戦で再び先発投手が必要となるブリュワーズ。ペラルタがこのまま先発ローテーションに定着する可能性も十分にありそうだ。

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