ツインズが8回4得点で勝ち越し エスコバー決勝2点打

【レッドソックス2-6ツインズ】@ターゲット・フィールド

8回表に3番手のザック・デュークがサンディ・レオンにタイムリーを浴び、同点に追い付かれたツインズだったが、直後の8回裏にレッドソックスのリリーフ陣を攻略して4点を奪い、6対2で勝利を収めた。ツインズはレッドソックス2番手のロビー・スコットから一死一、二塁のチャンスを作り、代わったジョー・ケリーからエドゥアルド・エスコバーが2点タイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。さらにブライアン・ドージャーが四球で繋ぎ、ロビー・グロスマンがセンターオーバーの2点タイムリー三塁打を放って試合の行方を決定付けた。レッドソックスは先発のクリス・セールが7回11奪三振2失点と好投したものの、リリーフ陣の乱調が誤算だった。

決勝タイムリー二塁打を放ったエスコバーは、今日の2本を含め、今季ここまで32二塁打。これを162試合に換算すると75本ペースとなり、1931年にレッドソックスのアール・ウェブがマークした67二塁打の歴代シーズン最多記録を更新する勢いである。「打ったら常に二塁を目指すことを考えている」というエスコバー。積極果敢な走塁を武器に今季は二塁打を量産しているが、今日の決勝打のシーンでは中堅手のジャッキー・ブラッドリーJr.のまずい守備もあり、一気に三塁を陥れてさらなる追加点に繋げた。3試合連続マルチヒットの活躍で打率は.305まで上昇。今季は自身初のオールスター選出も夢ではなさそうだ。

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