レイズ・スネルが7回1失点 アストロズ連勝ストップ

【レイズ2-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

球団新記録となる13連勝を狙ったアストロズはエースのジャスティン・バーランダーが先発。やや球数が多く、7イニングを投げ切ることはできなかったものの、7回途中まで122球を投げ、被安打6、奪三振10、与四球1、失点1の好投を見せた。一方のレイズは左腕のブレイク・スネルが先発し、制球に苦しみ7四球を与えながらも7回3安打1失点。8回表にレイズがアストロズ2番手のヘクター・ロンドンを攻め、ウィルソン・ラモスのタイムリーで勝ち越しに成功したため、スネルには今季9勝目が記録された。アストロズは1点ビハインドの9回裏に二死一、二塁のチャンスを作ったものの、ジェイク・マリズニックが二塁フライに倒れて万事休す。連勝は12でストップした。

8回表に二塁打を放って出塁し、決勝のホームを踏んだマット・ダフィーが「この試合で最も重要だった打席」に挙げたのが8回表無死二塁の場面で迎えたジェイク・バウアーズの打席だ。日本時間6月8日にメジャーデビューを果たしたばかりのバウアーズは、今季安定感抜群のロンドンから二塁ゴロを放ち、ダフィーは三塁へ進塁。アストロズ内野陣が前進守備を敷いたことによりラモスの決勝タイムリーが生まれた。ダフィーは「球が速いロンドンから(右方向への)ゴロを狙って打つのは簡単なことではない。まさにプロの打席だったね」と語り、バウアーズの進塁打を絶賛。この試合では4打数ノーヒットに終わったバウアーズだが、第4打席の二塁ゴロはチームを勝利へ導く貴重な一打となった。

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