ロッキーズが三者連発含む16安打10得点で打撃戦制す

【メッツ8-10ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズが前日の大敗の鬱憤を晴らすかのような猛攻でメッツとの打撃戦を制した。2対2の同点で迎えた3回裏、ロッキーズはノーラン・アレナード、トレバー・ストーリー、イアン・デズモンドに三者連続本塁打が飛び出して勝ち越しに成功。さらにノエル・クエバスとヘルマン・マルケスにもタイムリーが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングとなった。4回終了時点で7点をリードしながら試合後半はメッツの反撃に遭ったものの、10対8で逃げ切り。ロッキーズ先発のマルケスが6回4失点で5勝目をマークした一方、メッツ先発のジェイソン・バルガスは3回途中7失点の大乱調だった。

ロッキーズは打線が爆発して本拠地での連敗を8でストップさせた。3回裏に勝ち越し弾を放ったアレナードは「負けるのは面白くない」と一言。「勝ち負けっていうのは伝染するんだ。今日の勝利が連勝のスタートになるといいね」と今後に向けての意気込みを口にした。強打のイメージがあるロッキーズだが、三者連続本塁打は2010年5月27日(現地時間)のダイヤモンドバックス戦以来8年ぶり。このときはセス・スミス、カルロス・ゴンザレス、ライアン・スピルボーグスが一発を放ったが、ゴンザレスは今日の試合でも4回裏にリードを7点に広げる7号ソロを放った。本拠地での負け越し(12勝20敗)が響いて3つの借金を抱えているロッキーズだが、今日のように本拠地で打線が爆発するケースが増えれば、再び地区優勝争いに絡むことも不可能ではないはずだ。

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