イラン対スペインで注目すべき4選手!稀代の守護神は汚名返上なるか?

さぁ、ワールドカップはグループリーグの第2戦に入った。

これまであまりサッカーを見る機会が少なかった者でも、この時期ばかりはワールドカップに関心を抱いているはずだ。

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しかし、その一方で耳にするのが「どの選手に注目したらいいかわからない…」、「有名選手はさすがに知っているけどそれ以外は…」という声だ。

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そこで、ここでは各試合ごとに焦点を当て、「名前を知っておいて損はない」注目のワールドカップ選士たちを紹介していきたいと思う。

ここまで「記事で紹介されていた選手が実際に活躍していた!」との好評も頂いているが、引き続き皆さんの期待に応えられれば幸いだ。

筆者が今回取り上げるのはグループBの第2戦、イラン対スペインのカードからこの4人。

これさえ読めば、今日からあなたは周囲から一目置かれる“サッカー通”になれるかもしれない。

※記事タイトルを変更しました。

アリ・レザ・ビランヴァンド

イラン代表
ペルセポリス所属
GK
No. 1
1992年9月21日(25歳)

モロッコとの初戦をオウンゴールで勝利したイラン。これで大きなアドバンテージを得たことは間違いないが、彼らにとってはグループリーグ本番はここから訪れる、スペインとポルトガルとのカードからかもしれない。

そこで活躍が期待されるのが、守護神アリ・レザ・ビランヴァンド。

195cmの高身長でありながら俊敏性を備えるなど非常に身体能力が高く、彼の武器であるロングスローは名手を引き合いに出して「ノイアー以上の強肩」とも称される。

既に「アジア最高峰のGK」として注目を受けているが、スペイン戦でビッグセーブを連発すれば、さらにその名は知れ渡ることになるだろう。

レザ・グーチャンネジャド

イラン代表
ヘーレンフェーン所属
FW
No.16
1987年9月20日(30歳)

オランダで育ったストライカーで、小林祐希も所属するヘーレンフェーンで活躍。過去には名門PSVからハットトリックを奪い、イラン人初となる快挙を樹立するなど同国を代表する点取り屋である。

ここまでは出場機会がないが、初戦の対戦相手であるモロッコでオウンゴールを犯した張本人であるブハドゥズのInstagramを見つけ、「このオウンゴールであまり気を落とさないで」と激励のコメントを投稿。この男気溢れる行動には世界中のサッカーファンから称賛が送られた。

次はピッチ上での働きで称賛を受ける番かもしれない。

ダビド・デ・ヘア

スペイン代表
マンチェスター・ユナイテッド所属
GK
No.1
1990年11月7日(27歳)

ポルトガルとの初戦はクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックが大きな話題を呼んだが、それ同時に批判の対象となったのがダビド・デ・ヘアだ。二失点目は、正面に放たれたミドルシュートの処理を誤ったもので、本来の彼であればセービングできたボールであったからだ。

しかし、その実力の高さは紛れもないもので、昨季のプレミアリーグでは「最優秀ゴールキーパー」に選出されたことに異論が起こらないほどの会心のパフォーマンスを見せた。

イラン戦では汚名返上とばかりにクリーンシートを達成し、ネガティブな声をそのプレーで一蹴できるか。

イスコ

スペイン代表
レアル・マドリー所属
MF
No.22
1992年4月21日(26歳)

スペインの初戦はポルトガルと3-3の大乱戦となったが、その試合で異彩を放っていたのが左サイドで起用されたイスコであった。

基準点は左サイドでありながら、中央にポジションを移してチャンスメイク。さらにはペナルティエリアに侵入してのシュートなど、タレントひしめくスペイン攻撃陣の中で最も可能性を感じさせるパフォーマンスを披露した。

ピッチを縦横無尽に駆け回る「自由を手にした魔法使い」から目を離してはいけない。

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