〔西之島〕火山活動低下に伴い警戒範囲を火口から500mに縮小(6/20)

2013年から活発な噴火活動が断続的に続いていた小笠原諸島の西之島について、気象庁は、2017年8月以降噴火が観測されておらず、火山活動が低下した状態が継続しているとして、20日18:00、火口周辺警報(入山危険)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引下げる噴火警報を発表し、警戒が必要な範囲を火口から1.5kmの範囲から500mの範囲に縮小しました。
また、噴火の影響が海上や沿岸に及ぶとして付近を航行する船舶に対して警戒を呼びかけていた「火山現象に関する海上警報」について、噴火による影響が及ぶおそれがなくなったとして解除しました。
なお、西之島では、火口から概ね500m以内では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するとともに、島内の広い範囲で溶岩の崩落などに注意が必要です。

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