【MLB】メジャーで珍事、満弾を知らせる“幸運の鳥”が話題 「打つことを伝えてくれた」

レッズのジョーイ・ボット【写真:Getty Images】

3回に満塁ホームランを放ったレッズのジョーイ・ボット

“幸運の鳥”が満塁ホームランを呼び寄せた? レッズのジョーイ・ボット内野手が19日(日本時間20日)、本拠地のタイガース戦で7号満塁本塁打を放ちチームの勝利に貢献した。だが、決勝弾を放つ直前に起こった“ある出来事”が話題となっている。MLB公式サイト内の「CUT4」が特集を組み伝えている。

 両チーム無得点で迎えた3回。無死満塁の場面でレッズのボットは1ボール2ストライクと追い込まれた。すると、マウンドと打席の中間付近に小鳥が“乱入”。ボットはタイムをかけ追い払おうとしたが小鳥はお構いなしに散歩を続け去っていった。だが、直後の4球目、スライダーを捉えた打球は右翼席へ飛び込む先制の7号満塁アーチ。ボットは生還する際に羽を羽ばたかせる仕草を見せ小鳥に“敬意”を表した。

 一連の流れを伝えたのはMLB公式サイト内の人気コーナー「CUT4」だった。記事ではボットが第1打席でスライダーに見逃し三振に倒れたが、続く第2打席でグランドスラムを放ちやり返したことを紹介し「それは小鳥との出会いの前には起こり得なかった」と“幸運の小鳥”にスポットを当てている。

 試合後のインタビューで満塁弾を放ち生還する際に、彼は羽を羽ばたかせる仕草を見せたことを問われたボットが「あれはやるべきではなかったね、ちょっと間抜けだった。感謝の気持ちを表したかったんだ。色々トライをしないといけないけど、小鳥が手伝ってくれる時もあるんだね」とコメントしたことも紹介している。

 レッズの公式ツイッターもこの動画を公開。ファンからは「この鳥はずっと球場にいた。幸運の鳥だ!」「小鳥が彼に満塁弾を打つことを伝えてくれたのだろう」と、驚きの声を挙げていた。

(Full-Count編集部)

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