好守に助けられたレスターが7回無失点 カブス完封勝利

【ドジャース0-4カブス】@リグリー・フィールド

ジェイソン・ヘイワード、アルバート・アルモーラJr.、ハビアー・バイエズら名手に次々と好プレイが飛び出したカブスが、ドジャースに4対0で完勝。カイル・シュワーバーの14号ソロ、クリス・ブライアントとトミー・ラステラのタイムリーなどで奪った4点を、先発のジョン・レスターが7回5安打無失点の好投で守り抜いた。カブス2番手のアンソニー・バス(元日本ハム)も2回無失点の好投。ドジャースは6回3失点と力投した先発のロス・ストリップリングを打線が援護できなかった。

カブスのジョー・マドン監督は「我々が高い勝率をマークしていたとき、我々にはハイレベルなディフェンスがあった。(ハイレベルな)走塁や守備は強いチームであるために必要なんだ」と語ったが、今日の勝利はまさにハイレベルな守備力で勝ち取った1勝だった。1点リードの3回表は一死一、三塁でジャスティン・ターナーが右翼へフライを打ち上げたものの、ヘイワードが好返球で三塁走者の生還を阻止。併殺でピンチを脱出した。投手がバスに代わった8回表には無死二塁の場面でターナーのライナーを捕球したバイエズが二塁ベースへダイビング。無補殺での併殺を完成させ、いきなりピンチを背負ったバスを救った。9勝目をマークしたレスターは「守備陣はいつも僕たちを助けてくれるんだ」と好守を連発した野手陣への感謝を口にした。

© MLB Advanced Media, LP.