東京鋼鉄・小山工場、「物流センター」を開設

 山形鋼専業メーカー、東京鋼鉄(社長・宮本貴弘氏)は小山工場(栃木県小山市)内に出荷・購買業務を行う事務所棟「物流センター」を開設した。1974年(昭和49年)から使用してきた出荷事務所では耐震リスクへの対応や執務環境の改善が課題となっていたため、建て替えを行った。また、1918年創立の同社は今年、創立100年を迎えることから、11月に予定している社員家族、OB、自治会役員を対象とする工場見学会に間に合うよう、今年4月までに新築工事を終えた。

 物流センターは延べ面積199・5平方メートルで、耐震に対応した重量鉄骨造金属屋根の平屋建て。間取りは執務室2、応接室1、会議室1、休憩室1、シャワー室、トイレ男女各1、屋外トイレ1、給湯室、守衛室、運転手控室。執務人員は13人と守衛1人で合計14人。予算は4700万円。昨年7月に着工し、今年4月に完成。4月2日には宮本社長以下、役員や管理職、組合役員による開所式が開かれた。

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