「失敗」はすべてメッシのせいなのか?W杯で苦戦の彼について、監督が語ったこと

『FourFourTwo』は20日、「アルゼンチン代表監督のホルヘ・サンパオリ氏は、リオネル・メッシに責任を負わせたくないと話した」と報じた。

先日行われたアイスランド戦で引き分けに終わったアルゼンチン代表。PKを外してしまったメッシには大きな批判が集まり、「戦犯」とも言われている。

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しかしクロアチア戦を前にした記者会見でサンパオリ監督は以下のように話し、メッシはあまりに不公平な扱いを受けていると指摘した。

ホルヘ・サンパオリ 「勝つことができなかったため非常に動揺はした。しかし、我々は回復してきたと思う。

リオネル・メッシは、責任を負うべきではない。

我々は何百万人もが関わるワールドカップについて話している。PKを外すことだってある。

チーム全体のことを考え、良いときも悪いときも一緒に団結しなければならないんだ。

時に、サッカーはこのような不快な驚きも与えるものさ」

「これはいつも言っていることだが。

アルゼンチンのシャツを着てゴールを奪えば、それは全員のものとなる。

しかしアルゼンチンが負ければ、それはリオネル・メッシの失敗となる。

これは非常に不公平な扱いであると私は思うよ」

「一人の選手に対し、大きなプレッシャーに耐えることを強いている。

ペナルティキックを外したことは私も責任を感じていると言わなければならないし、メッシがゴールを決めたらあらゆるアルゼンチン人と同じように祝うだろう。

彼は世界で最も素晴らしい選手だ。しかしそれでも、一人で試合の状況を完全に変えるのは不可能だ。敗北の責任を抱え込んではいけない」

(マラドーナはW杯優勝に導いた。メッシはそれと比較されている)

「人々は、異なる時代に行われたものを比較することを好む。

アルゼンチン代表で、メッシは75試合のうち5~6試合しか負けていないし、チームの柱だった。マラドーナのようにね。

どんなアルゼンチン人も、自分の見解を言うことは自由だ」

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