レンジャーズが史上初のハイフンバッテリーで接戦を制す

【レンジャーズ3-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

日本時間6月21日にロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムで行われたレンジャーズ対ロイヤルズの一戦で、メジャーリーグの歴史に新たな1ページが刻まれた。レンジャーズのジェフ・バニスター監督はオースティン・ビベンスダークスが先発したこの試合で、スタメン捕手にイサイアー・カイナーファレファを起用。メジャー史上初となる「ハイフンを名前に有する2選手によるバッテリー」が実現したのだ。

今季2度目のメジャー昇格を果たしたビベンスダークスは、この試合が今季2度目の先発登板。一方のカイナーファレファは、マイナーでは捕手として通算69試合に出場しているものの、メジャーの舞台でマスクを被るのはこの試合が初めてだった。バニスターの思い切った起用の結果は、ビベンスダークスが7回途中1失点の好投。レンジャーズはルーグネッド・オドーアの2号ソロなどで3点を奪い、最終回にジェイク・ディークマンがマイク・ムスターカスに14号ソロを浴びて1点差とされたものの、1点差で逃げ切り、歴史的な試合を白星で飾った。

© MLB Advanced Media, LP.