トロロッソ・ホンダのガスリー、ホームのフランスGPに意気込み「得意なサーキットだから、ものすごくいい結果を狙っている」

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーにとって、今週末のF1フランスGPはホームグランプリとなる。当然ながらガスリーの意気込みは大きく、必ずや良い結果を出したいと考えている。

 2008年を最後にF1カレンダーから消滅していたフランスGPが今年復活する。今年がF1フル参戦1年目のガスリーは、ホームグランプリで走るのが楽しみだと語った。

「僕にとっての初めてのF1フル参戦の年に、フランスGPが10年振りに復活するなんて本当にうれしい」とガスリー。

「故郷でレースができることにいまから興奮している。実際にコースに出ていく時には特別な気持ちになるだろうね。ジャン・アレジやアラン・プロストと話したら、『最高の気分になるはずだ。フランス人がフランスでレースをするんだから、得難い経験になる』とふたりから言われた。今はとにかくル・キャステレに行くのが楽しみで仕方ない」

「ホームグランプリだけどそれによるプレッシャーはないと思う。普段よりさらに大きなサポートをもらって心強い気持ちになるんじゃないかな」

「F1というスポーツは、フランスでは文化のひとつなんだ。今はフランスのチームがあり、フランス出身のドライバーも3人いるから、フランスGPの復活でF1への関心がさらに高まるといいなと思っている。もちろん僕もそのために力を尽くすつもりだよ」

 ポール・リカールでのフランスGP開催は1990年以来となるが、ガスリーはここをジュニアカテゴリーで走った経験を持ち、相性もいい。そのため、F1でも好結果を出したいとガスリーは述べている。

「ポール・リカール・サーキットでは過去にいい成績を出したことがある。F4とフォーミュラ・ルノー2.0では優勝したし、フォーミュラ・ルノー3.5ではポールポジションから2位を獲得した」

「ここでは常にいい結果を出していて、優勝するか、少なくとも表彰台には立っている。好きなサーキットだし、今回もものすごくいい結果を出せればいいな」

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