いよいよ開幕したワールドカップ。
ここでは、グループリーグD第2節のアルゼンチン対クロアチア戦の注目選手を紹介しておきたい!なお、アルゼンチンは第1節でアイスランドと1-1で引き分け、クロアチアはナイジェリアに2-0で勝利している。
セルヒオ・アグエロ
アルゼンチン代表
マンチェスター・シティ所属
FW
No.19
1988年6月2日生まれ(30歳)
マラドーナの記録を破る15歳でプロデビューした怪童。愛称のクンは日本のアニメ「わんぱく大昔クムクム」に由来する。
デビュー以来ほぼ全てのシーズンで二桁ゴールを達成し、シティではここ4季連続20ゴール以上を記録しているという世界最高峰のストライカーだ。
しかし代表での彼はなかなか本領を発揮することができていない。メッシとは公私ともに親しい友人であるが、選手としての相性はいまいちで、お互いが長所を削り合っているような関係が続いてきた。
アイスランド戦では独力によってゴールを決めたものの試合は1-1の引き分け。またも代表に対する失望の声が強まっている。
今年で30歳。ワールドカップで最後になるかもしれないメッシとの共存は成功裏を終わらせられるだろうか。
マルコス・アクーニャ
アルゼンチン代表
スポルティング所属
MF
No.8
1991年10月28日生まれ(26歳)
得点力を兼ね備えた左サイドのスペシャリスト。馬力と俊敏性を併せ持ち、正確な左足のキックはセットプレーの際にも大きな武器となる。
国内のフェロ、ラシンで活躍し、昨夏ポルトガルのスポルティングへ移籍。アルゼンチン代表には2016年11月にデビューし、サンパオリ体制で評価を高めてワールドカップのメンバー入りを果たした。
このクロアチア戦はディ・マリアに代わり、左サイドでの起用が予想されている。
イヴァン・ラキティッチ
クロアチア代表
バルセロナ所属
MF
No.7
1988年3月10日生まれ (30歳)
クロアチアが誇る天才MFのひとり。
小気味良いパス出しでチームにリズムを与えるだけではなく、ドリブルで自ら持ち上がり敵陣に侵入し、強烈なミドルシュートを放つプレーを得意とする。
また、守備もサボらずにきっちりこなすという、まさに現代サッカーにおける攻撃的MFのサンプルのような選手。
ちなみに、ドラゴンボール好きでもある。
イヴァン・ペリシッチ
クロアチア代表
インテル所属
MF
No.4
1989年2月2日生まれ (29歳)
現サッカー界屈指の両利き選手。多彩で正確なキックやドリブル、さらには抜群の得点感覚も併せ持つアタッカー。
とりわけ、空間把握能力の高さを感じるスルーパスのセンスも非凡だ。また、スルーパスやクロスボールに対応する動きも巧く、ゴール前での冷静さも備えている。
あのジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望し続けている選手でもある。