ユヴェントスは21日、ドイツ人MFエムレ・チャンを獲得したと発表した。契約期間は2018年7月1日から2022年6月30日までの4年間となっている。
現在24歳のチャンはバイエルン・ミュンヘンの下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。しかし、ドイツの絶対王者では思うような出場機会を得られず、レヴァークーゼンへ移籍した。そして1年プレイしたのち、2014年夏にリヴァプールが獲得。加入初年度は前半戦こそ出番に苦しんだが、後半戦からレギュラーに定着した。その後もチームの主力として活躍し、2017-18シーズンも公式戦38試合に出場していたが、同シーズン限りで満了を迎えるリヴァプールとの契約を更新せず。以前から噂になっていたユヴェントスへの移籍が、ついに実現することとなった。
現在開催中のロシアW杯では、シーズン終盤の怪我の影響もあってか、ドイツ代表の登録メンバーから落選していたチャン。イタリアでさらなる成長を遂げ、4年後こそは世界最高峰の舞台に立ちたいところだ。新天地でも結果を残すことができるのか。