19日にセネガル代表に1-2で敗れたポーランド代表は、常にエースのロベルト・レヴァンドフスキ頼みだった。レヴァンドフスキが封じられた時に違いを生み出すことができず、セネガルが徹底したレヴァンドフスキ潰しを最後まで攻略できなかった。
独『DW』は、「レヴァンドフスキに依存しすぎていないか?」とポーランドを問題視している。レヴァンドフスキはバイエルンでも代表でもゴールを量産する名ストライカーだが、レヴァンドフスキの得点力を最大限活かすにはチームがチャンスをしっかり提供しなければならない。バイエルンに比べ、ポーランドはそこが不完全だった。
ポーランド代表のGKウカシュ・ファビアンスキは、常にレヴァンドフスキが複数の相手DFを相手にしなければならない状況だったと振り返っている。
「あのような展開になるのは分かっていたことだけど、ロベルトは常に2、3人、あるいは4人のDFを相手にしなければならなかった。もっとスペースを作らないといけなかったんだけど、セネガルを称えないといけないね」
ファビアンスキもセネガルの守備を称賛していたが、レヴァンドフスキを潰されると有効な攻め手が失われてしまうことが露呈してしまった。日本代表は第3戦でポーランドと対戦するが、レヴァンドフスキさえ封じることができれば可能性は見えてくるはずだ。