大阪北部地震 ブロック塀調査 長崎市教委 18校を現地調査へ

 大阪府北部地震で小学校のブロック塀が崩れ女児が死亡したことを受け、長崎市教委は21日の市議会教育厚生委員会で現状を報告。2015~17年度に市立小中高の全107校を点検し、ブロック塀に亀裂や破損などを28校で確認し、うち18校では対応していないと明かした。市教委が近く18校を現地調査する。
 未対応は小学8、中学9、高校1。市教委は亀裂などを確認し、緊急性が高いブロック塀から順次改修しているという。点検は建築基準法に基づき3年ごとに実施している。
 市教委は6月19日、市立の全小中高校にブロック塀の調査依頼を文書で通知している。

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