JFEと神戸製鋼、株主総会開く 山口・神鋼社長、品質問題で陳謝

 JFEホールディングス(HD)と神戸製鋼所の定時株主総会が21日あった。品質データ改ざん問題が発覚した神戸製鋼所では山口貢社長が総会の冒頭で陳謝し、不正が起きた原因や再発防止策などを説明した。

 神戸製鋼所は午前10時から神戸市内で開催。昨年よりも約100人多い497人の株主が出席した。質疑では品質不正問題に関する質問が相次いだ。所要時間は1時間45分(昨年は1時間49分)だった。

 JFEHDは午前10時から東京都内のホテルで開催。昨年よりも約30人少ない483人の株主が出席した。10人の株主が質問に立ち、投資戦略やダイバーシティ推進などに関する経営方針に加え、米国の輸入制限措置による影響などを質問した。所要時間は2時間4分(昨年は1時間46分)だった。

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