五十鈴グループ、「ビジョナリーレポート」発行 1年間の軌跡と今後の取り組み紹介

 「バリューセンター(VC)」への変貌を目指す五十鈴グループ(鈴木貴士代表)が「ビジョナリーレポート2018」をまとめた。

 本レポートでは、今2カ年中期戦略の初年度に当たる前年度(2017年度)に、グループが手掛けた「顧客・マーケットに対する〝五十鈴ならでは〟の『価値づくり』への種々の取り組み・実践活動の軌跡や経緯が報告されてあるとともに、今後の展望に関する情報を満載している。

 「CEOメッセージ」の中で鈴木代表は、1年間を振り返り「前中期から『五十鈴が生み出す価値とは何か。価値を生み出す組織とは』を、実践を通じて思考した結果、多種多様な価値が芽生え、価値創出の手応えをつかんだ」と総括。その一方で「拡散した多くの価値創造ビジネスを、目標である『VC』のカタチとして収斂させるが、今18年度のテーマだ」としている。

 今年度は「VC実現に向けビッグシフト」する。特集「We are VC!」では、VC基盤を構築するためのさまざまな価値をグループ各社やビジネスパートナーと〝協創〟した事例について企画から実践し、成果につなげたプロセスとして紹介している。

 このほか「五十鈴グループCSR全体像」や事業概要、財務データも公開している。

 五十鈴では、2010年度から本レポートを発行しており、本レポートを通じて多くのステークホルダーとの「協創」の輪が広がることを期待している。

 本レポートは、ホームページ(URL=http://www.isz.co.jp)のトップページからダウンロードできる。

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