審査見守るPV開催 30日、市内2カ所で 佐世保市議会企業経済委

 定例佐世保市議会は21日、総務、都市整備、文教厚生、企業経済の各常任委員会で審査を開始。企業経済委で市は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録への審査を見守るため、30日午後4時から構成資産がある黒島町の黒島地区公民館と常盤町の中央公民館で、パブリックビューイング(PV)をすると説明した。
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は24日から7月4日に中東バーレーンで開かれ審査。潜伏キリシタン遺産は日本時間の30日午後4時~7月1日午前0時に審査される見通し。審査日が早まればPVも29日午後10時からに前倒しする。
 黒島地区、中央両公民館では、インターネット中継される審査の様子をスクリーンに投映し状況を見守る。両公民館を映像で結ぶモニターも設置。登録決定後はくす玉割りなどをして市民一体となって喜びを分かち合う。市は「多くの市民に参加してほしい」としている。 

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