ロシアのW杯中継解説者が降板か

冗談でプーチン氏政敵に言及

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 【モスクワ共同】ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」が17日にサッカーのワールドカップ(W杯)の試合を中継した際、解説役の前ロシア代表監督スルツキ氏が冗談のつもりでプーチン大統領の政敵ナワリヌイ氏の名前に言及した。スルツキ氏はその後の試合中継に出演しておらず、政権の逆鱗に触れ、解説役から外されたとの臆測が出ている。

 ナワリヌイ氏はプーチン政権の腐敗を告発し、プーチン氏退任を求める大規模なデモを主導してきた。プーチン氏はナワリヌイ氏の名を呼ぶのを避けるほど嫌悪している。政権統制下にあるテレビ局もナワリヌイ氏の言動を無視し、言及は事実上タブーとなっている。