【五所川原市長選】新人2名が立候補。平山敦士氏 VS 佐々木孝昌氏

6月17日に告示された五所川原市長選には、いずれも無所属で自民、公明の2党が推薦する平山敦士氏(44)、佐々木孝昌氏(64)の新人2名が立候補しました。投開票は6月24日に行われます。

現職の平山誠敏氏が病気を理由に引退を表明、新人2名による争いとなりました。今回は現市政の継承の是非、地域振興政策などが争点と考えられます。

現職の方針を引き継ぎ、政策を実現させたい。平山敦士氏

平山氏は東北大学大学院修了。ガス会社社長を務めていましたが、現職の平山誠敏氏の引退に伴い、長男である敦士氏が後継者として立候補しました。

平山氏は3期務めた父・誠敏氏の路線を引き継ぐとしたうえで、自身のホームページに以下を掲げています。

1.地域産業の振興に努めます
2.子育て支援と安心・安全な福祉の充実に努めます
3.市民のいのちと暮らしを守ります
4.個性を伸ばし育む人材・文化づくりを推進します
5.都市基盤・生活基盤の整備を実施します
6.持続可能なまちづくりを推進します

ハコモノ行政から脱却し、市政を刷新したい。佐々木孝昌氏

佐々木氏は 五所川原市出身、日本大学法学部卒業。2007年にタクシー会社である五所川原交通の代表取締役社長に就任し、現在は相談役として務めています。市政運営に関しては、「これまでおよそ40年、経営に携わってきた。行政を改革し運営することは可能だ」と自信を見せています。

佐々木氏は「刷新!ごしょがわら」をスローガンとした政策を掲げました。具体的には財政改革の推進を軸に、小中学校の給食無料化、教育環境の整備、住民サービスの向上、地域振興などを促進し市民の定住を計り、ハコモノ行政から脱却すると訴えています。

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