長谷部、レビッチ、サルセドも ロシアW杯ではフランクフルト所属組が絶好調

日本の主将・長谷部も奮闘 photo/Getty Images

ロシアワールドカップに出場しているチームは欧州主要リーグでプレイする選手たちで構成されていることが多いが、中でも今大会印象的な活躍を見せているのがブンデスリーガ勢だ。試合の中で決定的な働きをしている者や、サプライズを起こした者たちが目立つ。

ブンデスリーガ公式もこの状況を喜んでいるが、例えばペルー代表戦で決勝点を記録したライプツィヒ所属デンマーク代表FWユスフ・ポールセン、アルゼンチン代表戦で同点ゴールを記録したアウグスブルク所属アイスランド代表FWアルフレッド・フィンボガソン、コロンビア代表戦でMOMに選ばれたブレーメンの日本代表FW大迫勇也、先制のPKを決めたドルトムントの日本代表MF香川真司など決定的な働きを見せている。

その中でも同サイトが特に注目しているのがフランクフルト所属の選手たちだ。アルゼンチン戦で見事なボレーショットを決めたクロアチア代表FWアンテ・レビッチ、ドイツ代表相手にサプライズを起こしたメキシコ代表にはDFカルロス・サルセド、マルコ・ファビアンがいる。ブラジル代表相手に引き分けたスイス代表にはジェルソン・フェルナンデス、コロンビアを撃破した日本代表では主将の長谷部誠も中盤で奮闘した。ルカ・ヨビッチのいるセルビア代表も初戦のコスタリカ代表戦を制している。

今名前の挙がった選手全員がスタメン出場しているわけではないが、フランクフルト所属の選手たちがいるチームは結果が出ている。肝心のドイツ代表が初戦で躓いてしまったのは複雑なところだが、今大会はブンデスリーガの中堅クラブで奮闘する選手たちの活躍が目立っている。

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