サンフレッチェ広島、1試合限定の「平和祈念ユニフォーム」を発表

今季のJ1で首位を独走するサンフレッチェ広島。

クラブは22日、V・ファーレン長崎をホームに迎える第21節(8月11日開催)を、被爆都市のクラブ同士による「ピースマッチ」として実施すると発表したが、同時にその試合で着用する「平和祈念ユニフォーム」をリリースした。

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ピースマッチの1試合限定で使われるこのユニフォーム。広島に原爆が投下された8月6日を意味する番号「86」が、胸と背中にプリントされている。

試合当日、選手はこの平和祈念ユニフォームを、ピッチ入場時から試合開始前のセレモニーまで着用する。なお試合には、各自の番号を入れた平和祈念ユニフォームを着用して臨むという。

オレンジ色の背番号「86」の下には、選手名の代わりに“HIROSHIMA”の文字を刻んだ。

胸の2か所に、このユニフォームの特徴的なプリントが施されている。中央にはV・ファーレン長崎との試合を示すマッチデイ。そして右胸にはピースマッチのキャッチコピー「One Ball. One World.」のロゴマークをあしらう。

このロゴマークは、決して忘れてはならない8月6日をアイコン化。【世界平和への想いを、地球の図柄で】【8月6日の象徴である原爆ドーム 】【平和の象徴である鳩 】【サッカーを通じてメッセージを発信するサッカーボール】をキーワードとしている。

平和の象徴である折り鶴のグラフィックが、とても印象深い。この6羽の折り鶴は、広島に流れる6本の川にインスパイアされたという。

左肩には、原爆ドームのすぐ近くにある複合施設「おりづるタワー」のロゴマークを掲出。22日に行われたユニフォーム発表会の開催場所でもある。

通常の背番号は白だが、この祈念ユニフォームではV・ファーレン長崎のチームカラーである青とオレンジの番号を付けている。

この平和祈念ユニフォームは1,500枚限定で、サンフレッチェ広島の公式ストアで23日から7月1日(日)までの期間限定で販売中。なお売上の一部は、原爆ドーム保存事業等基金に寄付される。

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