“最強”シャーザーの全2310奪三振の分布図動画がすごい「傑作」「うっとり」

ナショナルズのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】

MLB公式サイト記者がツイッターで公開、次々と増えていく点に…

 現在のメジャー最強右腕といえば誰だろうか。インディアンスのコーリー・クルーバー、アストロズのジャスティン・バーランダーらとともに、最有力候補として名前が挙がるのがナショナルズのマックス・シャーザー投手だろう。昨季、自身3度目のサイ・ヤング賞に輝いたメジャー11年目の右腕は“奪三振マシーン”としても知られ、キャリア通算2310Kを記録してきたが、米メディアが三振を奪ったコースを動画で振り返る分布図を作成し、「傑作」「圧倒的」と話題となっている。

 作成したのは、MLB公式サイトのダレン・ウィルマン氏。今年5月にイチロー外野手がマリナーズの会長付き特別補佐に就任した際には、全3089安打がフィールドのどこに落ちたかを振り返る分布図動画を自身のツイッターで公開し、フォロワーから「本当にクール」「素晴らしい」などと絶賛されていた。

 ウィルマン氏が今回作り上げたシャーザーの奪三振分布図も驚きの内容。点がどんどん増えていく動画では、ストライクゾーンはもちろん、上に大きく外れたコースや、打者の胸元を通ったと思われるコースもあることが分かる。それぞれの球種も記されている。

 ウィルマン氏は「2008年以降、ナショナルズのマックス・シャーザーの2310奪三振はMLB最多である……彼のこれまでの奪三振を見てみよう」と、この動画を紹介。ファンからは「この2分間の動画が好き」「ツーシームでは8奪三振だけなんだね」「頭の上の直球で三振した人なんているの?」「うっとりする」「これは圧倒的だ!」「ダレンはこの傑作でピュリッツァー賞に値する」と称賛の声があがった。

 今季も16試合登板で10勝3敗、防御率2.09、107回2/3で161奪三振と快投を続けるシャーザー。4度目のサイ・ヤング賞も視界に捉えている。

(Full-Count編集部)

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