マルティーニの初安打は決勝打 アスレチックス接戦勝利

【アスレチックス7-6ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

前日のダブルヘッダーを1勝1敗で終えたアスレチックスは勝ち越しを目指して第3戦を迎えた。初回からいきなり5失点と劣勢状態に立たされるも中盤からチームが盛り返して6対6の同点に追いつく。そして試合を決める一打を放ったのは途中出場したニック・マルティーニだった。

この日のアスレチックスの先発、ダニエル・メンデンは初回、ティム・アンダーソンの一発などで一挙5点を失う苦しい展開となり、2回で降板してしまう。大量点を許した直後、チームはスティーブン・ピスコッティの2ランで点差を詰めるも4回までは3点差と苦しい状況が続いていた。しかし、5回から一変し始める。無死満塁のチャンスをつくるとダスティン・ファウラーの犠牲フライで2点差とするとジェド・ローリーのツーベースで5対5の同点となった。その後は両軍とも1点ずつを取り合って8回のアスレチックスの攻撃を迎えた。

2死からピスコッティがツーベースで出塁すると代打で登場したマルティーニがフルカウントからホワイトソックス4番手、フアン・ミナヤのツーシームをセンターへのタイムリーヒットとしてアスレチックスが勝ち越しに成功。この1点差を守り切り、チームは今カード勝ち越しを決めた。決勝打を放ったマルティーニはこれが嬉しいメジャー初安打となった。敗れたホワイトソックスは5点のリードを守れず勝てる試合を落とした。

© MLB Advanced Media, LP.